80歳 現役編集者の “徒然なる我儘に”

じゃこめてい出版の最年長編集者が手掛けた書籍の紹介と思い出の日々を綴る。人生の編集日記。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

「見上げてごらん夜の星を」その1

誰でも知っている坂本九のこの歌は星空を見上げる歌としては 鉄板の存在ですが、 この季節、夜空を見上げると、後期高齢者として思わず口ずさんでしまうのはこの歌 ではなく「冬の星座」です。「?」という方に歌詞をご紹介します。こんな歌です。そ らんじ…

「死」とポエム

★「必死」の花々―遺されたことぱ99 野沢一馬/編著 「2045年には、平均 寿命が100歳に到達すると予測されている」そうです。寿命が 延びれは延びるほど死とどうむきあうべきか、考える時間もたっぷりある分なかなか 難しい。 105歳で亡くなられたあの日野原…

「ケンさん」と「ケンちゃん」

「この人生においては、よいものはけして失われるものではないのです」 草木原語の彩時記—凜と咲く 熊井明子/著 「この人生においては、よいものはけして失われるものではないのです」 この一節は、「凜と咲く」に「相思相愛の花」として紹介されているポリ…